NUBES

I/Oデータ　挑戦者セレクト「NUBES」です。
前回紹介した「MeoBankSD」とほぼ同機能の製品です。

ブリッジモードにも対応してます。

SDXCカードの64GBまで対応。
詳しい仕様については、I/Oデータの製品HPを見ていただくとして、
実際に使ってみた感想(専用アプリ：NUBES)を書いていきたいと思います。

アプリを起動すると、SDカード内のファイル一覧画面が表示されます。
左上の歯車ボタンを押すと設定画面に、
右上の矢印ボタンを押すとSDカード内のファイル表示を更新します。

まずは、設定画面。左上から時計回りに
「ブリッジモード切り替え」
「Wi-Fi設定」
「デバイス情報」
「ファームウェアアップデート」です。

「ブリッジモード切り替え」画面です。
デフォルトではBridge Modeが無効になっているので、有効にします。
NUBESが接続するネットワークを一覧から選択します。
設定後、NUBESの電源を落として再び起動するとブリッジモードが有効になります。
とても簡単に設定することができました。

「Wi-Fi設定」画面です。
iPhone等のスマホやPCからNUBESに接続するときのSSIDやログインパスワードを設定します。
デフォルトではパスワードは無効になっているので、有効にします。
設定後、NUBESの電源を落として再び起動するとパスワードが有効になります。
こちらも、とても簡単に設定することができました。

「デバイス情報」画面です。
ブリッジモードを有効にした場合、NUBESがネットワークに接続できているかなど
状態が表示されています。16GBのSDカードを入れているので空き容量も表示されています。

「ファームウェアアップデート」画面です。
この画面のStartボタンを押したら自動的にダウンロードしてアップデートされるのかと
思ったら、この画面の説明を読むと、事前にPCでファームウェアをダウンロードして、
SDカードのルートにファイルをコピーしておく必要があるとのこと。
（ブリッジモードが有効な場合は）NUBESがネットワークにつながっている状態なので
直接ダウンロードして・・・なんてできそうなもんですがｗ

実際に、iPhoneからNUBESへ写真を転送する手順を紹介します。
（動画ファイル、音楽ファイル、ドキュメントファイルなども同じ手順です）
まず、画面下に並んでいるボタンから、Imageボタンを押します。
するとSDカードにある写真ファイルのサムネイル一覧が表示されます。
画面左上の＋ボタンを押します。

カメラロール画面に切り替わるので、転送したい写真を選択します。
残念ポイント：1回のアップロードに1枚しか写真が選べません！

SDカード内の転送先フォルダを指定します。
今はフォルダが無い状態なのでルートに転送されます。
画面右上のUploadボタンを押します。
残念ポイント：アプリ上からフォルダを作成・編集・削除することができません！

転送完了画面です。写真だと転送時間は一瞬です。
左上のExitボタンを押すと、Image画面に戻ります。
残念ポイント：Uploadボタンを何回も押すと同じ写真が何枚も転送されてしまいます！

残念ポイント：転送後は画面右上の矢印ボタンを押さないと
先ほど転送した写真がサムネイル一覧画面に表示されません！

アプリの転送機能については、イマイチですねー。
特に転送したいファイルを1度に複数選択できないのは致命的。
あと、動画のストリーミング再生については720pまでしか対応していません。
なので、動画を転送しようとすると、ご丁寧にアプリ上で720pに変換されます。
単純にストレージとして使いたい場合は、この2つの致命的な欠点があるので、正直使えないです。

設定がすごく簡単で、iPhoneとNUBESとの接続も非常に安定していてるのに残念！！！
iPad対応のNUBESアプリは近日中に公開とのことなので、赤字で書いた欠点が
1つでも修正されていると嬉しいんですがｗ

NUBESは欠点だけではありません。いいところも、もちろんあります。

SDカードが出っ張らない

実は購入してから気づいたんですが、MeoBankSDはSDカードが半分くらいしか本体に入りきらないんですよね。

本体が非常にコンパクト

MeoBankSDと比較すると、厚みが半分くらいの薄さなので持ち運びがしやすいです。

内蔵バッテリで最大4時間使用可能

MeoBankSDは2時間なので、この差は大きいです。

MeoBankSDの記事では、専用アプリの使い勝手については全く書いてなかったので、
NUBESアプリとの違いなど後日レビューしたいと思います。
MeoBankSDとNUBES、どちらも一長一短あり・・・(･Θ･;)